パートへの審査が甘いカードローンとは

パートに対する審査が甘いカードローンはあるの？どこが甘いの

私は３７歳の主婦ですが週３日会計事務所で事務のパートをしています。私の父が老人ホームに入居することになりそのための費用が急に必要となりました。手持ちの資金では足りないのでカードローンを利用したいのですが、パートの私では審査に通るか心配です。

パートに対する審査が甘いカードローンはあるのでしょうか、どの系列のローンが甘いのでしょうか。

メガバンクやネットバンクなどで審査の甘いところもあるようです

パートを利用対象者とするカードローンが多くなってきましたが、契約における審査の難度に関しては各ローンでかなりのばらつきがあるものの全般的にはそれほど厳しくないと考えられます。また、ローン系統別ではその難度に若干の傾向が見られ、大手消費者金融、大手都市銀行やネットバンクの中には比較的審査が甘いという情報がネット上で時折見ることができます。（参考ページはこちら→審査の甘いカードローンの探し方）

パートの人もその状況によって審査での評価は変わります。例えば、配偶者のいる主婦がパートをしている場合には評価は甘めになりやすいと考えられます。その理由は、配偶者がいればパートである主婦が返済に困るような事態になっても最終的には配偶者からの支援が期待できるからです。こうした点からたとえ専業主婦でも世帯収入があればローンの利用が認められやすくなるのです。

配偶者のいないパートは主にその人の年収、勤続年数と信用状況で審査の結果が決まることになりますが、審査の合否はその状況に対するローン会社の評価の仕方で決まります。そのローン会社の評価の仕方で甘いと思われるところを特定することは容易ではありませんが、ネット上の情報などを参考にすると、大手消費者金融、大手都市銀行やネットバンクはやや甘めといえるかもしれません。

大手消費者金融の場合は、競争の激化を受けて新たな利用者の開拓が課題であるため、比較的リスクの低い配偶者のいるパートなどの取り込みは欠かせません。大手都市銀の場合は、保証を消費者金融などの保証会社に委託しているため支払いが履行されなくても損失は免れます。また、貸金事業の強化のため利用対象者を広げる必要があり、一定の収入のあるパートなら積極的に受け入れようとしています。

ネットバンクの場合は、大手都市銀行と同様に保証会社に保証を受託してもらっているので、パートくらいのリスクなら十分に耐えられると考えられます。また、都市銀行や信用金庫などよりも知名度が低いこともあるので、より一層の顧客の確保が必要であり、リスクの高い人（学生、アルバイト、専業主婦など）への利用にも積極的です。

もちろん、すべての大手消費者金融、大手都市銀行やネットバンクに該当するわけではなく、ある程度限られると考えて下さい。もし少し絞り込みたいのならそれらの事業者の「お借入診断」などの簡易な審査システムで確認すれば、審査の合否の判断がある程度つくでしょう。少し時間をつくって試してみてはいかがでしょうか。