バイト始めたばかりでローン審査に通るか

バイト始めたばかりの人がカードローンの審査に通ることはあるか

私は先月から雑貨品店でやっとアルバイトができるようになったのですが、まだ給料をもらっていないので生活が苦しくカードローンを利用したいと思っています。しかし、友人からバイトを始めたばかりの人はローンの審査に通りにくいと聞かされたので申し込みをするかどうか迷っています。

バイトを始めたばかりの人がカードローンの審査に通ることはあるのでしょうか。

申込者の状況をしっかり確認する事業者なら可能性はあります

アルバイトをしている人を利用対象者に含めているカードローンは多くありますが、バイトを始めたばかりの人に対する審査は厳しくなる傾向があるようです。今回の仕事が安定するのか、どれくらいの収入が確保できるかが判断しにくいので、バイト期間が短いと審査に落ちやすくなります。しかし、ローンの中にはバイトの就業期間が短くてもその仕事の内容や申込者の状況や意欲などを確認して契約を結ぶ事業者もあるようです。

アルバイトも立派な仕事であり、それによって一定の収入が得られるならカードローン会社にとってはバイトを拒む理由は少ないはずです。しかし、バイトをしたばかり、就いたばかりではいつまで仕事が続くのか、どの程度の年収が期待できるのかの判断が非常に難しくなるので、敢えてリスクを取っていくほどの収益が期待できないと判断するローン会社も少なくないようです。

しかし、アルバイトしている人がいつかは正社員となって安定した収入を継続的に稼ぐようになることも少なくありません。特に学生でバイトしている人や、最近まで学生であった人の場合は比較的近い将来に正社員になる可能性は高いと考えられます。そのため、今彼らと顧客の関係を結んで置くことはローン会社にとっては将来の顧客の先取り、囲い込みに繋がります。

そうした点を背景として、アルバイトの期間の長さ以外の申込者の資質を重視した融資の判断を行う業者もいるようです。そうしたローン会社では、実際に面談して申込者の信用状況や借入状況などを確認するとともにその仕事に対する意欲や取組み方、将来の仕事に対する考えや計画、などもヒアリングして融資適格者かどうか判断することもあるのです。

少ない形式的な情報だけでは融資の判断が難しい場合には、こうした手間のかかるヒアリングを行う大手の消費者金融も稀にあるようですが、基本的には少ないと考えてよいでしょう。そのため、中小の消費者金融の中からしっかりと申込者の状況を確認する事業者を選ぶ必要があるのです。ただし、闇金などの悪質業者に引っかからないように利用の候補とする事業者に対してはその業務実態を調べる必要があるでしょう。