銀行系カードローンの利用者数ってどれくらいいるの?

とてもざっくりした質問なんですけど、銀行系カードローンが借りやすくなったと言われてますよね?でも、実際にどれくらいの人が利用しているのかってわからないじゃないですか。それで、銀行系カードローンの利用者数ってどれくらいいるのかを知る方法ってないんでしょうか?具体的な数字がわからなくても、利用者数は増えていることが解るような資料なんてないですか?

信用情報機関の公表しているデータで推測は可能です

ご質問にあるような「銀行系カードローンの利用者数」というデータは、残念ながらどこも調査をしていませんし、公表もしていません。銀行各社においても、カードローンの利用者数がどれくらいいるかを示す資料を公にはしていません。貸付金残高として、企業向け個人向け全てをひっくるめた金額を公表していることはあっても、個人向けカードローンだけの数字は一般には示していないのが現状です。

しかし、おおよその推移(利用者の流れ)を推測する情報はあります。それはKSC(全国銀行個人信用情報センター)が公表している「照会件数」で、各銀行など金融機関が信用情報をどれくらい照会しているかの数字で審査をどれくらいしているかを推測するというもの。

平成15年には2,315万件の照会があったのに対し、平成21年には920万件、平成24年度は946万件が金融機関から照会されています。この数字と申し込み件数が同じではありませんが、平成15年よりも1,400万件ほど減少し、平成21年以降はほぼ横ばいの数字を取っているということから考えて、利用者数も申し込み件数もここ数年は落ち着いていることが想定されます。

銀行系カードローンの人気が高まって久しいですが、爆発的に利用者が増えているわけでもなければ極端に利用者が減っているわけでもない。ある一定のラインで需要と供給のバランスが整いつつある状態が平成21年以降続いていると考えられるでしょう。
(⇒結局融資の審査は甘くはなっていない?

利用者数が増えている銀行系カードローンについて

カードローンは、提供する金融機関によって大きく3つに分類されます。個人向けカードローンの取り扱いについては最も実績がある消費者金融会社が提供する「消費者金融系カードローン」、その他、信販会社が提供する「信販系カードローン」、最後に「銀行系カードローン」です。それぞれに特色があり、ご利用する方の用途に応じて選択することが可能です。

ただし、近年利用者数が急増しているのは「銀行系カードローン」であると言えるでしょう。その背景には、消費者金融等の貸金業者に対して適用されている「総量規制」が大きく影響していると思われます。総量規制は、ご利用者の年収の3分の1を超える貸出を禁止するもので、複数の消費者金融などからの借入れをする多重債務者の対策のために政府がとった方策です。これにより、今まで消費者金融系カードローンを利用していた方達が、総量規制の対象となっていない銀行系カードローンにシフトしてきたと考えられます。

カードローンやキャッシングは、金融機関が個人に無担保で融資する金融商品です。そのため金融機関は貸倒れリスク回避のために金利設定を高くするのが一般的です。延滞をしたときに発生する金利はさらに高い設定であることを覚えておいてください。そのうえで、どうしてもキャッシングを利用しなければいけない時があります。そのような時のために、キャッシングが出来るカードを持つことは生活に安心を与えてくれるでしょう。ご利用に際しては、必要な時に必要な金額だけを利用することを基本とし、約定返済を守ることが一番大切なことです。

また、銀行と取引のある方であれば、銀行のキャッシュカードにクレジット機能やキャッシング機能がついているものがあります。このようなカードでは、光熱費やクレジットカード代金の引き落としに口座残高が不足すると、自動的に貸付け機能が働く者もあります。1枚で何役もこなしますので、カードを増やしたくない方には適しているのではないでしょうか。

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