カードローンを組むと、利息や使いすぎの他のデメリットは?
カードローンを組むと、どんなデメリットが考えられますか?お金を借りる以上、利息が生まれるのはしかたがないことですし、困ったときにカードローンがあると精神的にも余裕を持てそうな気がするんですけど、利息の他に考えられるようなデメリットはあるでしょうか?
他の大型ローンを組むときに影響を及ぼすおそれがあります
利息や借り過ぎになるといった精神面のデメリットを抜きにして、カードローンを組むことによって生じるデメリットについてのみ、お答えします。
まず、他のローン、特にマイカーローンや住宅ローンなどの数百万、数千万単位のローン審査において、カードローンを利用しているのがマイナス査定されることが挙げられます。また、カードローンの利用残がゼロであっても、消費者金融のカードローン契約がある(解約されずに契約は継続されている)だけでも、審査でマイナスと査定する金融機関もあるとか。借金への依存度が高いとして、良くない印象を持たれる金融機関も中にはあるようです。(参考ページはこちら→融資の利用については常に記録され影響しています)
また、ご夫婦やご家族の間で内緒の契約をしたカードローンに残債があり、不幸にもカードローンの契約をされていた方がお亡くなりになったときは、負の財産としてご遺族のかたに相続されることになります。このときに相続されるのは、契約自体ではなく、契約で利用中の残債務という事になります。例えばご主人が奥様に内緒で300万円の借り入れをカードローンでしていた場合、奥様が相続するのはカードローン契約ではなく、ご主人が生前借りていて返済し切れていない残高、という事になります。
このような場合、相続を放棄することもできますが、他の財産相続も全て放棄することになってしまうことに注意しなければいけません。プラスの財産とマイナスの財産のどちらが大きいかを考えることになるわけですね。不慮の事故などは、誰もが「自分は大丈夫」と思っているものです。しかし、それらは突然、何の前触れもなくやって来ますから、できることならカードローンを使っている(持っている)ことは家族間ではオープンにされるのが理想的ではあります。残された家族が「えっ?こんなに借金してたの?」とならないようにするためにも…。
(⇒カードローンの利用は計画的に)
カードを申込みする時やカードローンを組むデメリットは?
カードを申込みする時やカードローンを組むデメリットは?何なのか考えますが、まず重要なのはあくまでもカードローンは借金なのです。その感覚がないまま利用するという事なので、使い過ぎてしまうというデメリットが考えられるでしょう。
電子マネーもそうですが、現金での取引でない場合は、お金を使っているという感覚があまりなくて、過剰に使用してしまう場合があります。カードローンも同じ事で、利用上限まで使ってしまう人がいるのですが、後で返済する必要がありますので、その時に一気に苦しくなってしまうでしょう。
ですから、カードローンを組む時に大事になってくるのが計画性や自制心であり、ある程度の我慢も必要になってくるのです。そうしないと後で大変な目に遭いますから、ちゃんと考えた使い方が大切でしょう。
その他のカードローンを組むデメリットですが、ほとんどの方が少額の利用で金利も高くなっていますので、利息ばかりの支払いになってしまい、トータルで考えた時に膨大な利息を支払っている事になります。早く完済したり、追加完済したりしたら残高を早く減らせますので、利息の支払いも抑えられますので、そういった事も考えないといけません。
カードローンを組むデメリットは?というと、このように計画性がないと使い過ぎてしまう事です。今の世の中は便利になりましたので、コンビニのATMでも自由に利用できて、いつでもカードローンが使えるようになりました。簡単すぎる事も借り過ぎに拍車を掛けているのかもしれません。
カードローンの利用枠がありすぎたり、残っていたりしたら、全部使ってしまわないと考える人もいまして、追加で借り入れすればするほど、苦しくなりますし、利息の支払いだけに追われる可能性も高く、計画性がない人がカードローンを利用したら大変な事になるでしょう。
カードローンのメリットは大きいですが、使い方によってデメリットが発生しますので、しっかりと考えて利用すれば問題はありません。
【参考ページ】
カードローンを使いすぎると最終的なリスクも大きくなります