どの系統のキャッシングローンの金利が最も安いのか、お得なのか
私は6年ほど前に消費者金融でキャッシングローンを利用していましたが、当時は金利も高くあまり利用せず解約しました。しかし、最近、業界全体として金利やサービスがよくなっていると聞き、再度利用しようかと考えています。できれば金利が安いローンを選びたいのですが、最近の業界のことをよく知らないので判断できません。
どの系統のキャッシングローンの金利が最も安いのでしょうか、どれを選べばお得になるのでしょうか。
ネットバンク、信販、銀行、消費者金融、の順番で金利が安いです
キャッシングローンを選定するための要素はいくつもありますが、金利の安さも重要な判断基準になります。しかし、ローン会社やその系統ごとに金利の大きさが異なるので、事前の確認が欠かせません。系統ごとに見れば、ネットバンク系、信販系、銀行系、消費者金融系、といった順番で金利が安くなっていると考えられますが、利用限度額ごとに違いも生じるので選定の際には十分な分析が必要です。
金利の低さを単純に比較することはあまり適切とはいえませんが、数値だけをみれば、ネットバンク系、信販系、銀行系、消費者金融系、といった順番で金利が安くなっているとみることができます。例えば、ネットバンク系は、1.99~7.99%(2014年7月)という破格の安さを提示している事業者があるほどです。これに対して、銀行系では3~15%、消費者金融系では4~18%程度となっています。
しかし、実際の金利は融資限度額に対応して設定されるのが普通なので、いくらに対して何%であるかを確認しないと本当の比較はできないのです。例えば、上記のネットバンクの1.99%は1000万円の融資限度額に対応するものです。したがって、他社が1000万円の場合に何%であるかを比較して判断する必要があります。ただし、このケースでは1000万円を融資する他の系統がほとんどないので比較はできません。
そのため、500万円と100万円の利用など額を変えて比較すると実態が把握できます。上記ネットバンクでは500万円の場合4.99%、100万円の場合7.99%となっています。ある大手消費者金融では500万円の場合4.8%、100万円の場合18%となっています。この場合では、500万円では大手消費者金融が安く、100万円ではネットバンクがかなり安くなっています。
このように圧倒的にネットバンクのほうが安いと思われましたが、500万円という利用額では逆に高くなっています。こうした現象はローンの系統ごとではなくローン事業者ごとに現れるのでめぼしいローン先は必ずチェックしておくべきでしょう。ローン系統としての一定の傾向を踏まえつついくつかの候補先を選び出し、自分が利用する金額に合わせて金利を比較すれば適切な評価ができるのではないでしょうか。
(⇒カードローンをより良く利用する為に大事な事)
安い利息でキャッシングを利用するための工夫とは
キャッシングを利用すればお金のないときに借りることができて便利ですが、そのためには利息を支払わなければなりません。利息はお金を借りるための手数料のようなものだと考えれば良いでしょう。元金はもちろん返済しなければなりませんが、それに加えて利息を支払っていかなければなりません。支払った利息は金融機関側の利益となるだけですから、もちろんですが安い方が良いです。
では、キャッシングの利息を安くするためにはどうすれば良いのでしょうか。まず、もともと無利息で借りる事のできるサービスを活用するのは良い方法です。一時的なキャンペーンであったり、あるいは借りる事ができる金額が限られていたりと、色リオナ制限がある場合が多いのですが、制限があったとしても無利息で借りる事ができるメリットは大きいです。
(⇒無利息にて使える金融業者紹介)
次にするべきことは、不必要に借りないことです。例えば、実際には18万円しか必要ないにもかかわらず、切りが良いと言うことで20万円借りておこうと考える人もいるでしょう。余裕を持っておくという意味では良いことかも知れませんが、不要な2万円に対しても利息がかかると言うことは知っておかなければなりません。必要以上に借りれば、その分だけ利息は大きくなるのです。
早く返済をすれば安い利息で借りることができます。お金を借りれば、約束通り返済をしなければならないのは当然のことです。この返済の期日については、たいていは毎月決められた日に返済を行います。しかし、それを待たなければならないというルールはありません。早く返済ができる制度は、たいていのキャッシングのサービスにあります。
早く返済をすれば、その分だけ利息を安くすることができます。例えば、借り入れをしてから4日後に返済をした場合、4日分の利息しか払わなくても良いのです。20日後に返済する場合に比べると、4日後に返済をする場合には、支払う利息は5分の1で済ませることができ、安くできるのです。
【参考ページ】
平均して安い金利が良いなら銀行で借りよう