消費者金融を使ってもローン通らない、どうしてかな
消費者金融を使ってもローン通らない、どうしてかな
金を借りたい。最初は銀行系のカードローンに申し込みをして、次は信販系のカードを作るつもりだったんだがダメで、また銀行系を色々当たってみたがふるわなかった。
とうとう消費者金融を頼みにしても、どうにもこうにもローンを組むことができなし。今や何が悪いのかも良くわからないまま、ネットでローン組めるところを探している。
消費者金融を使ってもローン減らない、どうしてかな。生まれてこの方数十年、一度もクレジットカードやらキャッシングやらに頼らなかったのがいけなかったんだろうか。
おそらく、信用情報が真っ白過ぎるのでしょう
こんにちは。ご質問者さま、体調の方はいかがですか?ローンを組もうと東奔西走した結果、どこもローンを組むことができなかったという風に文面から読み取っていますが、間違っていないでしょうか。
車を買うにしろ家を建てるにしろ、大きなローンを組めないというのは自分が思っているよりがっくりと来るものです。
どうかご自分を責めたり、自暴自棄になったりせず、冷静になぜローンが組めなかったのかを突き止めましょう。
お話を聞いて、今回のご相談者さまはおそらく、経歴が真っ白過ぎるのではないか、という点が気になっています。
多くの貸金業者というのは、ローンを組む際にもカードローンやキャッシングの申し込みの際にも、信用情報機関というところにある、信用情報というものを見て判断の多くを下しています。
信用情報には、どれくらいの金額を、どのような方法で使ったのか、返済はあったのかといったことが、クレジットカード、キャッシング、カードローン含めて赤裸々に記録されているのです。
もしここに滞納などを起こした、借金を踏み倒そうとして、自己破産をしたという人がいれば、その旨がしっかりと信用情報に記載されているわけです。信用情報を見れば、これまでその人がどのように歩んできたかが分かります。
さて、この信用情報ですが、仮に生まれてこの方クレジットカードなんて持ったこともない、カードローンやキャッシングなんてもっての他。携帯電話の端末代を割賦などと意味が分からないので、購入するものは全てキャッシュ! という生活を送っていたらどのような信用情報になるのでしょうか。
答えは、特に何も記載されないまま、です。つまり、白紙に近いんですね。これまでクレジットなどを使ったことがないというのは、有利であり不利でもあります。
20歳で一度もクレジットカードを使ったことがない人より、40歳で一度もクレジットカードを使ったことがない人よりも高く評価されてしまいます。
ですから、これまで現金主義で生きてきたという人は、ローンを組もうと思ったその途端、逆に低い評価を受けてしまうのです。
一種の疑心暗鬼といいますが、貸金業者側は、この年まで現金主義で来たのに、いきなり申請をしてきてどうなっているんだ!?という状態になっている、と思っていただけるとわかりやすいでしょうか。
ローンが組めないという時に理由は、その時時によって様々です。今回私が紹介した信用情報がまっさら過ぎても信用されない、という情報も、現状を見てみないことには推測の一つにしかなり得ません。
こういう場合、審査の緩いクレジットカードなどを作り、クレジットの利用実績を作ってからもう一度チャレンジすると良いでしょう。
【こちらも参考に】
もっと審査が甘いところなら通るかも?
無職なので消費者金融のローン通らない場合の対策
現在、仕事をしていないという場合、アパートや土地などを持っていて不動産収入がある、あるいは株などの財産ずあるといった場合を除き、カードローンやクレジットカードの審査に通るのは難しいです。原因は無職だからなので、たとえば、アルバイトなどの仕事を始めれば審査に通る可能性が出てきます。なので、無職だけどクレジットカードなどを持ちたいという場合は、まずアルバイトを探してみることから始めてみましょう。(参考ページはこちら→アルバイトをしているだけで融資は可能に?)
アルバイトにも日雇いだったり、あるいは期間限定で働くものなどがあったりしますが、もし消費者金融や銀行のカードローンに申し込むためにアルバイトをするのであれば、出来るだけ働く期間の長い仕事に応募するようにしましょう。というのは、契約期間が短いと、それが原因で審査に落とされてしまうということがあるからです。たとえば、審査に申し込むと、職場に在籍確認の電話がかかってきますが、その電話でもうすぐやめるといった情報を審査担当者が得るかもしれません。
そうなると、またすぐに無職の状態になってしまうということなので、確実に審査には影響が出ることになります。長期間の契約、またはいつやめるのかということがわからない契約であれば、在籍確認でいつまで働くのかという話題が出ることはないので、審査に通りやすくなるというわけです。注意する場合は、アルバイトとして直接、雇われ先で働くのではなく、アルバイト登録した会社とは別の会社に派遣される形で働く場合です。
その場合、カードローンの審査の申込書には、派遣先の連絡先ではなく、雇われている会社の連絡先を書くようにしましょう。というのは、派遣先は派遣された人のことを直接雇用しているわけではないので、データを持っていないからです。なので、派遣先に在籍確認の電話がかかってきた場合、その人のデータは当社の従業員名簿にはないと答えられてしまい、ローン通らない可能性が出てきてしまいます。