消費者金融のアイワは実在するの？似た名前の事業者はあるのか
昨日、アイワ○○と名乗る消費者金融から融資に関するダイレクトメールが届きました。信用事故を起こしていても相談に応じるというような積極的な融資姿勢をアピールしており、魅力的に感じられるのですが、あまり聞いたことがないので心配です。（参考ページはこちら→あまり聞かない金融業者を使う場合のコツ）
消費者金融のアイワ○○と名乗られた場合は実在する会社と考えてよいのでしょうか。
著名な会社の名前に似せた会社名で違法行為を行う業者がいます
消費者金融の「アイワ○○」と名乗る貸金事業者の情報をネットで見かけることがありますが、中には貸金事業の登録していない怪しい業者もいるので注意が必要です。「ソニーファイナンス」「アイワファイナンス」というようなソニーフィナンシャルグループ関連の会社名を想起させる事業者名を使い違法な取引を持ち掛けたり、詐欺行為をしかけたりすることもあるので、事業者の確認が欠かせません。
過去に消費者金融の「アイワ○○」といった事業者名を使い違法な取引行為があったとする報告がいくつか上っています。例えば、関東財務局が発表している「アイワ株式会社」や「アイワコーポレーション」などがあります。これらの事業者は、廃業している貸金事業者の登録番号を使って貸金行為を行ったり、他社の事業者名に似た商号を使い勧誘活動を行ったりしていたようです。
こうした状況を危惧したソニー損保は２０１１年４月１７日に同社のサイトで消費者に向けての注意を呼び掛けています。その内容は、ソニーフィナンシャルグループ関連の会社の従業員、株主であると偽ったり、当グループ各社とよく似た会社名を使って融資や投資を勧めたりすることがあるので注意してほしい、というものです。事業者名としては、「ソニー信金」「ソニーファイナンス」「アイワファイナンス」などの名称を使っています。
こうした事例は「アイワ○○」だけでなく、「三和○○」「三菱○○」など数えきれないほどあり、融資の違法な勧誘行為だけでなく、成りすまし詐欺のような行為に及んでいることもあります。著名な会社の関連会社だと自分で勝手に思い込み信用して、安易に取引に応じてしまうと取り返しのつかない損害を被るかもしれません。
たとえ著名な会社に似た会社名であっても本当に関連会社なのか、本当に正当な貸金事業者なのかを確認しなければなりません。貸金事業者登録も財務局や都道府県のものだけでなく日本貸金業協会のものがあるかどうかをチェックするのがよいでしょう。また、同協会の事業者登録検索や悪質業者検索などを使って確認するなど、用心を怠らないようにしてほしいものです。
（⇒最初から安全な金融業者だけを使うのもおすすめです）
対面与信だから安心の消費者金融アイワです
お金を借りたいけれど、いろいろな会社を回って断られたしまった、そして、途方にくれているという人もいることでしょう。キャッシングやカードローンの会社は世の中にはたくさんあります。過去に滞納歴があったとしても、今真面目に仕事をしてがんばっているなら、いくらかお金を貸してくれる消費者金融業者はたくさんあります。そんな消費者金融業者の一つアイワを紹介しておきましょう。
アイワというとあまり聞き慣れない消費者金融業者ですが、比較的新しい会社であることは間違いありません。この会社が安全だと言われているのは、多くても50万円までしか貸し出さないということです。小口融資が基本になっていますので、貸し倒れになる確率もとても低く、利用者といい関係を築くことができています。たとえ、10万円、20万円であったとしてもお金を借りていることには変わりありません。必要以上に借りることもありませんので、安心安全だと考えてください。信用の低い人なら、10万円といったケースもありますが、これも仕方ないことです。それよりも、快くお金を貸してくれる消費者金融業者があったのだということに感謝したほうがいいでしょう。
アイワの場合は、無人契約機といったシステムを導入しているわけではありません。その代わりに、対面与信と呼ばれる審査用法を採用しています。対面与信とは専門用語ですが、簡単にいうと実際に会っていろいろと話を聞いた上でお金を貸すという方法です。しかも、自己破産をした人でも借りられる可能性があります。こうした方法は時代に逆らっているような気もしますが、中小の消費者金融業者では有効な方法だといえるでしょう。（⇒中小消費者金融ならではの利点を生かす）
アイワの場合も不安なのは条件面です。金利は年20.0％以内には収まっていますが、10万円以上の借り入れでも18.0％を切る金利を実現しています。これは大手の会社と同じ水準です。返済方法も元利均等返済だから、毎月の返済の予定がきちんと立てられます。
