大手消費者金融に断られた場合の対策とは

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大手消費者金融に断られたら打つ手なし?本当にそうなのか

私は産業機械メーカーで働く29歳のエンジニアですが、趣味のロボット製作にお金が足りなくなって困っています。最近、大手の消費者金融のサービスがよくなったと聞くので申し込もうかと思っているですが、審査があると聞いて少し迷っています。

もし大手の消費者金融で断られるようなことになったら何か打つ手はあるのでしょうか。

申込者の状況次第でさまざまな対策がありローンの利用も可能です

初めてカードローンを申し込む方は大手消費者金融を選ぶことも多いのですが、その審査で不合格になり契約を断られる方も多くいます。しかし、大手消費者金融に断られてもその申込者の状況により、いくつかの対策が考えられます。例えば、直談判で良い点をアピールする、原因を改善して別の大手に申し込む、優良な中堅の消費者金融に変更する、などの対策によりローンを組める可能性は低くありません。

カードローンに申し込む場合、知名度のある大手消費者金融から申し込む方が少なくありませんが、そのうち半分以上は審査に落ちています(2014年3月)。しかし、一つの事業者に断られたとしても別の大手の審査に落ちるとは限りません。何故なら審査の内容や基準は事業者ごとに異なるため、違う事業者に申し込めば審査に通ることもあるからです。

もちろん他の事業者の審査でも落ちる可能性は低いとはいえませんが、それ以外にも何らかの対策が残されていることも少なくないのです。大手消費者金融の審査は情報システムを利用したスコアリング方式が採用されています。この方式は最低必要限度の質問への回答で審査の合否をごく短時間で判定できる優れものですが、質問数を少なくすると申込者の状況を十分に把握できなくなります。

例えば、病気のため働けず昨年の年収が150万円で、今年は回復して年収が300万円になる、というような場合でも年収としては150万円で回答することになります。そして、その審査では年収150万円として評価され判定が下されるわけです。しかし、大手の消費者金融の中にはこうした申込者の個別の状況を審査に反映してくれる場合もあります。

そのため、たとえ落ちてもその事業者に直談判してみる価値はあるといえるでしょう。店舗を所有する事業者なら実際に行って面談するのが望ましいですが、電話だけでもかけみて下さい。直談判しても合格できるとは限りませんが、今後の対策のヒントを得られるかもしれません。

そして、そのヒントや自分なりの分析から原因を推定できれば改善策を立てることができます。例えば、派遣社員で安定した収入が少ないと判断できたなら、できるだけ長期間の仕事に就く、就活をして正社員になる、などの対策を打ち自分の状況を変えていくこともできるはずです。

また、中小の消費者金融へ申込先を変更していくという方法もあります。大手の事業者よりは一般的に審査は甘めで、情報システムに大きく依存した方法は取られていません。彼らは面談や電話などで申込者の状況をしっかりヒアリングして融資を判断するといわれています。例えば、過去にはブラックといわれる状況であっても現在が大きく改善している人なら契約ができる可能性はあるのです。

しかし、中小事業者の場合はリスクの高い人を対象とすることも多いので大手よりも金利が高いので注意が必要です。いくらローンが利用できても高い金利で長期間の借入れを行えば返済が困難になります。また、法外な利息を取り付ける悪質業者もいるので、正規の貸金事業登録があるかなどをしっかり確認して検討する必要があるでしょう。

大手消費者金融に断られたらこの手法があります

個人融資を受けるにあたっては、できるだけ名前の通った大手キャッシング会社から借りたがる人が多いのは事実です。確かに、大手会社のほうが知名度があるだけに、気持の上での安心感があるのは事実でしょう。ただ、大手に借入を申し込んで断られた、などということも、ときおり耳にすることです。

借入を断られる原因の大半は、大ざっぱに言いますと、支払いの遅れと複数借入という2つのポイントです。過去に借入をしたものの、そのときに返済が遅れた履歴のある人は、審査に不利に働きがちです。支払い能力の欠如ということで、お金を貸す側の金融業者のほうは、非常に厳格に判定します。

そして、多くの金融会社に、同じ時期に一気に借入を申し込んだ場合に、審査が慎重になってくるのです。一人の人間が、多数の会社から一度の借金をしても返済は非常に困難になりますので、これは、本人の信用情報以前の段階で、オミットされてしまいます。とりわけ、メディアで熱心にCMをしている大手金融会社には、このような条件が厳しいのが特徴です。

ただし、中小の金融会社の場合は、比較的、このような条件であっても審査が通りやすい側面はあります。ブラックでも派遣社員などの非正規雇用の人でも、審査対象になるのです。中には、過去に債務整理を行なったとか、あるいは自己破産を行った人でも、その人の現況を見て収支の判断をし、融資に応じてくれる会社もあります。大手が拾わないターゲットを自社のビジネスに取り込んでいこうとの営業戦略での方針です。ですから、決して違法な闇金でもなんでもありません。正規登録金融会社ですので、安心して借入ができます。
(⇒ブラックでも融資を受けたい人へ

ですから、大手消費者金融に断られたら、中小金融会社を当たってみれば、審査に通る確率も高くなるでしょう。今では、ネット情報が充実していますので、ネットの口コミ情報を調べていけば、自分に合いそうな中小の会社が見つかるはずです。ただ、当然の話ですが、返済可能性をしっかりと見極めたうえで、借り過ぎることのないように留意することが必要です。

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