ヤミ金やブラック消費者金融に引っかからない方法はあるのか?
私は就職して3年目の美容関連のクリニックに勤める事務員ですが、化粧品、サプリメントやダイエット器具などにお金を使いすぎて生活が苦しくなっています。この機会にカードローンを組もうかと考えていますが、業界にはヤミ金やブラック消費者金融も存在していると聞き少々迷っています。(参考ページはこちら→闇金を回避する為に)
ヤミ金やブラック消費者金融に引っかからないためにはどうしたらよいのでしょうか。
貸金業者登録の確認、悪質業者の検索などが対策となります
貸金業法が改正されて消費者金融のサービスが随分向上してきましたが、一方ヤミ金やブラック消費者金融といわれる悪質業者はいまだに存在しています。彼らの巧妙な罠に引っかからないようにするためには、貸金業者登録を確認する、悪質業者検索を行う、サイト、電話や業歴を確認する、犯罪手口や事例を把握しておく、ネット上の口コミ情報を参考にする、などを実施していくことが重要となります。
貸金業法の改正後貸金業界のサービスの向上にともない消費者金融のイメージも良化してきましたが、ヤミ金やブラック消費者金融などの悪質業者はいまも存在して、毎年のように違法な行為を行いニュースで話題になることも少なくありません。彼らはあの手この手とさまざまな手段を考えお金に困っている人に巧妙な罠をしかけ、お金をむしり取ります。
そのような罠にかからないためには事前の対策が必要です。彼らと普通の貸金事業者を区別する最も効果の高い方法は貸金事業者登録の有無を確認することです。登録は財務局、都道府県や日本貸金業協会で各々できますが、特に日本貸金業協会の場合は費用が最も多くかかるので重要なチェックポイントといえるかもしれません。また、同協会では登録事業者を直ぐに検索できるので確認が簡単にできます。
また、同協会では悪質業者の検索システムがあるので、疑わしい事業者と遭遇したらこのシステムで確認するのがよいでしょう。事業者名、電話番号や住所などを入力すれば、直ぐにヒットするかどうかわかるので簡単です。しかし、悪質業者の中には都道府県などの登録番号を勝手に使用している場合もあるので、金融庁や都道府県などの悪質業者の情報も確認するのがよいでしょう。
どの事業者が勝手にどの登録番号を使ったかの情報が示されており、また違法行為の内容なども含まれているので悪質業者の判断に役立ちます。また、犯罪の事例や手口などを予め知っておくと悪質業者の罠にかかりにくくなるので、金融庁や日本貸金業協会の犯罪事例情報がとても役立つはずです。
最後はネット上の口コミ情報なども参考にするとよいでしょう。信頼の低い情報もありますが、最も早く新鮮な情報が流れることも多いので重要です。悪質業者は常に新たな手を考えてアプローチしてくるので、ネット上の最新情報を有効に活用することも必要なのではないでしょうか。
重ね重ねヤミ金やブラック消費者金融には要注意
世の中には善良な人、正直で誠実な人、真面目な人たちがいる一方で、平気で犯罪を犯すような悪党もいます。それは個人だけではなくて、企業も同じです。たとえばカードローンやキャッシングを扱う金融機関も、その多くは健全な経営を行う企業なのですが、中には、ヤミ金やブラック消費者金融など、悪徳金融が暗躍していることも事実です。しかも残念なことに、悪徳金融の餌食になってしまう人は後を絶たないのです。
どうしてそんなものに引っ掛かってしまうのかというと、経済的に追い詰められてしまう人が多いのが理由の一つと考えられます。たとえば、本当にお金に困っているけど銀行も消費者金融もお金を貸してくれず、頼れる身内も友人・知人もいない場合、最後にはヤミ金などに手を出してしまうというパターンが多いのです。人間、切羽詰まってくると、「溺れる者は藁をも掴む」という心境になってしまうものなのです。(参考ページはこちら→借りにくい状況だからとて諦めない)
しかし結論を言うと、たとえヤミ金からお金を借りても、経済的困窮から逃れることはできません。それどころか、以前よりももっとひどい困窮に苦しむことになってしまいます。そもそも悪徳金融というものは、お金に困っている人を積極的にターゲットにしている悪党どもなのです。そして一度捕らえた獲物は、骨の髄までしゃぶり尽くしてお金を吸い取るのです。そのことを知らなければなりません。
一般的な強盗や詐欺師などは、普通、貧乏人などは相手にしません。最初から、できるだけお金を沢山持っているような人を狙うのです。そのほうが効率的だからです。しかしヤミ金などは違います。奴らは最初からブラックで苦しんでいるような人を狙います。この点、他の金銭目的の犯罪者とは大きく違うのです。ですから経済的に追い詰められて、どうにもならない時でも、ヤミ金だけには手を出してはいけないのです。
(⇒審査が甘くとも安全な業者はたくさんあります)
そんなものに手を出すくらいなら、債務整理をすべきです。最近では債務整理に関する無料相談を受け付けてくれる弁護士事務所なども増えてきていますので、それを活用するのも一案です。