無職主婦向けのカードローンについて教えて欲しい
43歳の無職の主婦です。つまり専業主婦と言うことですね。結婚前はOLをしていました。また、30代の頃はパートで働きに出たこともあります。が、40歳を超えてからは現在のように主婦業に専念している次第です。
ところで、習い事やスポーツクラブの参加等で子供たちにお金がかかるようになって来たので、どこかで少しでもよいからカードローンでお金が借りられないかと考えているのです。主人にも了承済みです。
が、無職主婦向けカードローンってあるのでしょうか?教えていただけますか?
無職主婦でも利用可能なカードローンあります
無職主婦向けカードローンといった専用のカードローンは無いと思いますが、無職主婦、つまり専業主婦でも利用できるカードローンはあります。たとえば、配偶者貸付が利用できるカードローンです。
配偶者貸付とは、配偶者、つまり夫の収入を担保にして専業主婦でも融資を受けられる制度なのです。配偶者貸付を利用するには、配偶者の同意書、結婚している事実を証明できる住民票や戸籍抄本、さらに配偶者の収入証明書の提出が必要になります。
しかしながら、事務手続きの煩雑さを理由に、この配偶者貸付の利用を断っている大手消費者金融は多いのです。それゆえ、大手消費者金融でのカードローン利用を考えているのであれば、アルバイトでもパートでもよいので、働いて収入を確保することが必要と思います。
その一方で、女性限定のレディースローンを設けている消費者金融であれば、無職主婦でも先の配偶者貸付が利用できるところはあると思います。加えて、中小の消費者金融なら配偶者貸付を認めてくれるところは多いと考えられます。
レディースローンの中には、利用限度額を低く抑えることで無職主婦でもカードローンの利用を認めているところもあるようですね。他方で銀行や信用金庫のカードローンであれば、無職主婦でもカードローンの利用は可能です。
銀行や信用金庫は消費者金融とは異なり総量規制の対象外なので、無職の主婦にも融資が可能なのです。また、銀行や信用金庫のカードローンでは、配偶者貸付を利用するのではないので、先のような煩雑な必要書類を用意して提出する必要がありません。
ただし、審査は厳しめであると考えてください。配偶者の年収や勤め先、職業形態、勤務実績、勤務状況等、審査で根掘り葉掘り事細かく聞かれることを覚悟しておく必要があると思いますよ。
また、申込者自身に過去の返済に問題があったり、現在の借り入れ状況に問題がある場合にはカードローン審査には通りません。また、配偶者にもそのような問題があった場合には融資を断られると考えておいてください。
とまれ、無職主婦向けカードローンというものはありませんが、無職主婦でも利用可能なカードローンはあります。
無職主婦向けカードローンを利用して家計の足しに
銀行などでは無職主婦向けカードローンが有ります。このローンは、自らの収入を持たない専業主婦も利用できるカードローンなのですが、自ら収入を持たない専業主婦がなぜローンを組めるのでしょうか。
カードローンを利用する事で返済を行う義務が発生します。しかし、専業主婦は自らの収入が有りませんので、返済を行う事が出来ないのです。
この無職主婦向けカードローンと言うのは、専業主婦自身が収入ゼロでも、配偶者の収入を審査の対象としますので申し込みが可能になっているのです。尚、このようなローンを利用する場合は、配偶者の同意が必要となりますので、勝手に申込みをしてしまうと後でトラブルの元になるので注意が必要なのです。
また、金融機関などによっては配偶者の同意書の提出が必要になる所もあるのです。どちらの場合でも配偶者に断ることが必要で、勝手に申込みは禁物なのです。
尚、申込み内容の中には配偶者の勤務先などを記載する項目が有りますので、事前に相談をした上で申込みをすることが大切です。
カードローンを利用する事で、今月は出費が多くてお金が少々不足と言う時でも家計の足しとしての利用が出来ます。また、カードローンの利用使途と言うのは自由になっていますので、様々な事にお金を使えるのが魅力でもあるのです。
尚、カードローンと言うのは、普通貯金口座のキャッシュカードや、ローン専用のカードを発行して貰い、ATM、キャッシュディスペンサを利用して現金を引き出せるのが特徴で、24時間営業になっているATMなどではいつでもお金を引き出せると言うメリットが有ります。
また、審査を受ける事で利用可能額が決められるのですが、利用可能額の範囲内で繰り返しキャッシングが出来ますので、申込みをしておくことで、いざと言う時に役立つ存在になってくれます。
尚、無職主婦向けカードローンは銀行だけではなく消費者金融でも利用する事は可能です。これは貸金業法の中で定められているもので、配偶者の収入が安定していて継続している場合に限り申し込みが出来るのです。但し、全ての消費者金融で利用できるのではなく、消費者金融毎の考え方などに寄るのが特徴です。
【参考ページ】
銀行カードローンってどんな人でも使える?