無職の人でも同居人がいればカードローンを組むことができるのか
私は34歳の専業主婦ですが、PTA、町内会や習い事などの付き合いが増え急にお金が必要となることが多くなってきました。できればいざという時に備えてカードローンを持っていたいのですが、近隣の消費者金融に申し込んだところ無職の専業主婦は対象になっていないと断られました。
そのことを友人に話して見たところ無職の人でも配偶者のような同居人がいればカードローンを組めるのではと助言してくれましたが、それは本当でしょうか。
同居人に安定した収入などがあれば利用できることもあります
安定した収入が無い人はカードローンの利用対象者から外されており、その結果無職の人がローンを組むことが非常に困難になっています。しかし、専業主婦などの場合は無職で収入が無くても配偶者に安定した収入があり、その同意があればローンを組むことも不可能ではありません。また、親子の場合でも親の保証などにより子が利用できることもあります。
銀行などの金融機関や大手消費者金融など多くのカードローン事業者では専業主婦を除けば一般的に無職の人と契約することはほとんどありません。無職の人の状況もさまざまですが、無職イコール収入がゼロ、が成り立つのであればローン事業者としては返済能力がないリスクの高い人にお金を貸すことができません。
しかし、無職の人でも同居人が居れば少し状況が変わってきます。銀行や大手消費者金融ではほとんど見られませんが、中小の消費者金融の中には同居人の保証があれば無職の人に融資するところもあるようです。つまり、子供の場合は親が保証する、主婦の場合は配偶者が保証する、といった形態でローン契約が行われることもあり、ケースによっては連帯保証人を要求するような事業者もあるようです。
こうした事業者の中には悪質な事業者、闇金など存在していることもあるので、安易に保証人を立てた契約をするのは危険といえるかもしれません。本当に安全か、信頼できる事業者かをネットなどの情報を元にくれぐれも慎重に検討することが必要です。
大手消費者金融は総量規制の例外処置の適用が可能な場合に融資することができますが、配偶者の同意者や収入証明書などを求める必要があるため、専業主婦を利用対象者からはずしているところが多いです。そのため大手消費者金融に申し込んでも審査で落とされる可能性が高いと考えられます。
一方、銀行などの金融機関では無職の専業主婦でも比較的契約しやすくなっています。金融機関は総量規制の適用外となるので、収入による制限を受けません。そのため、配偶者の同意などがあれば契約を結ぶ金融機関も増えてきました。また、単に配偶者に安定した収入があれば一定額まで融資するという銀行も現れています。
あなたの場合は専業主婦なので、金融機関のローンが最も有望といえるでしょう。特に配偶者の同意が得られるようであれば、利用できる銀行や信用金庫は少なくないので、検討されてみてはどうでしょうか。
無職同居カードローンの借り方はこうすべきだ!
人生においては、誰でもいいときと悪いときがあります。調子がいいときでも、気づいたら落ち目になってしまうことがあります。だからこそ、もしものときのためにお金を用意しておくべきでしょう。さらにお金だけではなく、借金の準備もしておくといいでしょう。
借金の準備というと、何かよからぬことを企んでいるような気もしますが、借金をマイナスのイメージに捉えてしまってはいけません。前向きに考えての借金もとても大切なことです。借金のツールとして一番よく利用されているのが、カードローンです。カードローンはクレジットカードとは少し違い、無担保で数十万円から数百万円のお金を借りることができるものです。
しかし、無職になってしまっては、カードローンが作れないことがあります。できれば、仕事に就いているときにカードローンを申し込んでおくほうがいいわけです。そこで、無職同居カードローンを作ることはできるのでしょうか?
結論からいうと、無職同居でも全く問題ありません。世帯収入を考慮して、カードローンの申し込みをすればいいだけです。しかし、消費者金融系よりも銀行系のカードローンのほうが、考慮されやすくなります。
他には、収入証明書不要のカードローンを作る方法もあります。収入額は自己申告ですが、過去に延滞履歴や他社借入額が多いと作ることができない場合があります。収入証明書は、50万円や100万円といった基準で、消費者金融業者各社により違いがありますが、例えば、希望借入額が70万円の場合なら、「100万円未満なら収入証明書不要」といった業者を探すことになります。
収入証明書不要のカードローンは、銀行系が多くなっています。これは審査が甘いのではなく、基準が違うだけなのですが、無職同居カードローンの申し込みが通る可能性もとても高くなります。
同じお金を借りる場合でも、借りる方法や借り先を変えると問題なく借りられるようになりますから、諦めないようにしてください。