セブン銀行で借りるのと消費者金融で借りるのはどっちが得？
３０歳、事務職です。急な物入りの時に、カードローンを作っておいた方がよいかな、と思い、いろいろと迷ってます。最初は、都市銀行がいいのかなと思ったのですが、いろいろと口コミを調べているうちに、セブン銀行も良いと思えてきました。気軽に借りられるのがいいですよね。
（⇒融資での口コミってアテになる？）
でも、消費者金融会社も、サービスが良いので、迷ってます。キャンペーンとか多いですしね。消費者金融会社とセブン銀行だったら、どちらの方が得なのでしょうか。（参考ページはこちら→消費者金融と銀行の単純な比較）
両方にメリットとデメリットがあります
セブン銀行は、インターネット上でやりとりができる、最新の銀行のカタチのネット銀行のひとつですよね。大手都市銀行に負けない人気もあり、手軽に利用できて便利です。
（⇒インターネット対応のカードローンは多いです）
セブン銀行のキャッシングのメリットといえば、コンビニのATMで気軽にやりとりできるということです。私たちの身近なセブンイレブンという大手コンビニで、気軽にキャッシングできるというのが大きな魅力です。セブン銀行なら全国で借りられますから、旅行の時にも安心ですよね。
また、気になる金利ですが、セブン銀行の場合、年率１５パーセントということで、銀行のキャッシングとしては平均的です。大手都市銀行と比較しても、だいたいそのくらいですね。都市銀行の場合、もっと金利が低いところもあります。また、利用限度額は、大手都市銀行の方が多いです。
都市銀行とばかり比べましたが、消費者金融会社と比べるとどうなのでしょうか。消費者金融会社の場合は、セブン銀行と比較して、キャンペーンやサービスが充実しているということが大きなメリットです。また、セブン銀行に比べると、最大限度額が消費者金融会社の方が平均的に多いです。たくさん借りたい時は、消費者金融会社の方がいいかもしれません。
ただ、金利は、セブン銀行の方が低い場合が多いです。消費者金融会社はふつう１８パーセントですが、セブン銀行は１５パーセントです。この３パーセントは大きいですよね。
そして、消費者金融会社の場合は、コンビニのATMだと手数料がかかる場合がありますし、提携していないコンビニだと、ATMでキャッシングできない場合もあります。その点は、セブン銀行の方がメリットがあるでしょう。
消費者金融と比べて、セブン銀行カードローンの全く異なる特徴
近年は都市銀行だけではなく、ネット専業銀行もカードローンを扱っており、その一つに「セブン銀行」があります。ただ、カードローンのスペックは他のネット専業銀行と比べても独特なものがあり、消費者金融のカードローンとは全く異なる内容になっています。（参考ページはこちら→銀行カードローンは異質な存在？）
まず、セブン銀行のカードローンを利用する場合は当行の預金口座を持つことが前提となります。そのため、口座保有者は申込んだ即日での借入が可能ですが、口座の無い人は口座を開設しなければならないため、カードローンを利用するのに2週間程度待たなければなりません。消費者金融カードローンのような誰にでも即日融資というわけにはいきません。
（⇒申し込みに必要な条件はカードローンによって違います）
また、借入金はすべてセブン銀行の預金口座に入金されるため、現金を手にするのはキャッシュカードを使って預金口座から引き下ろす形になります。使えるATMも専用ATMだけなので、イトーヨーカドーやセブンイレブンなど、セブン＆アイグループの店舗にあるATMを利用するしかありません。消費者金融カードローンのように、ローンカードを使ってすべてのコンビニATMから借り入れるということはできません。当然、他銀行口座への振込キャッシングにも対応していません。
そして、セブン銀行カードローンの最大の特徴と言えるのが、利用限度額が10万円・30万円・50万円の3種類しかないことです。高額な貸出は行っていません。なお、貸出金額の範囲が狭いだけに貸出金利はすべて一律の15％になっています。15％の貸出金利は消費者金融カードローンにおける同金額帯の貸出金利18％と比べると、かなりお得になっています。
セブン銀行カードローンのネックは返済が預金口座からの引き落とししかないことです。そのため、自分の保有する他銀行の口座からの引き落としができませんし、コンビニATMからの入金もできません。また、引き落とし日も27日に限定されています。
そして、サービスの種類も少なく、借入診断や返済シミュレーションなどの機能が設けられていません。
